Instanaのサービスクオリティエンジンの操作を希望するユーザーは、Instanaをオンプレミス環境にインストール(on-prem)できます。 コードベースが変更されることはないため、SaaSとオンプレミスの間の機能はまったく同じです。 ただし、オンプレミス環境を効果的に展開するには、バックエンドのサイズを適切に調整する必要があることを考慮してください。 心配する必要はありません。問題が発生した場合はサポートいたします。 Instanaをオンプレミスで展開するために必要な資格情報を取得するには、お問い合わせください。
インストール
重要:Instanaパッケージは、ターゲットマシンの /opt ディレクトリにインストールされます。 /opt ディレクトリに少なくとも4GBのディスク容量があることを確認してください。
お問い合わせいただいた後は、インストール自体をユーザーに案内するのに役立つ次のリソースも用意されています。
- パッケージベースのインストール
- コンフィギュレーション(settings.yaml)
- パッケージベースのオペレーション
- 送信ネットワークアクセスの要件
- ライセンスのアクティベーションと更新
- オンプレミスでのウェブサイト監視
- オンプレミスでのモバイルアプリの監視
- オンプレミスSAML
- デバッグモードのアクティベート
Instanaのビルトイン認証の代わりに、オンプレミスインストールでLDAPを使用できます。
サーバーにInstanaが展開されたら、ライセンスをアクティベートする必要があります。
サポートされているオペレーティングシステム
Instana Backend-Platformを実行する次のLinuxディストリビューションをサポートしています。
- Ubuntu 16.04
- Debian 8.x
- RedHat 7.2以降
- CentOS 7.x
- Amazon Linux 2.x
バージョン143(クラシック)より前のオンプレミスからのアップグレード
従来のオンプレミスからアプリケーションパースペクティブへのアップグレードはサポートされていません。 パッケージURLが変更され、このバージョンには異なるリソース要件があります。 サポートが必要な場合は、サポートチームにお問い合わせください。
既存のコンフィギュレーションを保持する
Build 140(クラシック)からBuild 143(アプリケーションパースペクティブ)に切り替えている間、コンフィギュレーションアイテムとユーザーの保持をサポートします。
- ソースホスト上のデータベースを捨てる
/opt/mongodb/bin/mongodump --out /mnt/backup/
- ダンプディレクトリをターゲットホストにコピーする
- ターゲットホストでデータベースを復元する
/opt/mongodb/bin/mongorestore --drop /mnt/backup/